ダメな時にもご褒美を!1日1回は自分を自分で褒めてあげること

1日1回は自分を褒めてあげて

どうして自分はダメなんだろう・・・と落ち込んでしまう時は誰にでもありますよね。仕事でミスをしてしまった、人間関係でちょっとしたトラブルがあった、大事な場面で失敗してしまった、などなど落ち込む理由は様々ですが、どんなにダメな時でも自分自身を褒めてあげることを忘れてはいけませんよ。むしろダメな時こそ自分自身にご褒美をあげることを心がけましょう。

もちろんダメな自分を責めることも悪いことではありません。責めることによって自分自身を厳しく見ることができる、というのは誰にでもできることではありませんからね。ただ、責め過ぎてしまうと自分自身を否定するだけになってしまいます。それではみなさんのいいところまで見失ってしまいますよね。だからこそ「ダメな時には自分を褒めてあげる」ということが大切なのです。

どんなことでもいいので、1日1回は自分のことを褒めてみましょう。○○をがんばった、○○が上手くできたなど、今日の自分がしたことを褒めてみてください。そうするとダメな自分のことだけではなく、自分のいいところに改めて気付くことができるようになります。実はこうした自分自身の心にご褒美をあげることで、ダメな時のループから抜け出すことができるのです。

自分自身を否定することから肯定することへ

自分はダメだ、何をやってもダメだ・・・と追いつめてしまうと、やる気や向上心も生まれにくくなります。自分で自分を否定し続けることは心に大きな影響を及ぼします。仕事や勉強に対するやる気もなくなっていきますし、「もっとこうしたら良くなるんじゃないか?」という向上心まで失われてしまいます。これでは現状は何も変わりませんよね。

そんな時に自分のことを何でもいいので褒めてあげるのです。すると自分を否定することから、肯定することへと状況は変わっていきます。自分自身を肯定できるようになると、ダメな自分のことも認められるようになってきます。もちろん認めるだけではなく、どうしてミスをしてしまったのか、どうして失敗を繰り返してしまうのか、原因についても冷静に考える必要があります。

しかし、自分を責め続けていたり否定し続けていたりすると、こうした冷静になるという気持ちすら失われてしまいます。なので、まずはダメだと思ったら「自分のいいところを褒める」「自分自身を肯定する」ということから始めてみてください。

他人の長所も見つけられる人に

また「がんばったのに誰も褒めてくれない」とか「自分のがんばりは誰にも認めてもらえていないんだ」と感じることもありますよね。そんな状態が続くと、同じように落ち込んだ気持ちになってしまうことが増えていきます。けれども、みなさんががんばっている姿を誰よりも見てくれている人はいますよね。いつも側で自分ががんばっている姿を見ていてくれる、それが自分自身です。

自分で「今日はがんばった!」と思うのなら、自分のことをたくさん褒めてあげましょう。どんな小さなことでもがんばった自分を褒めてあげることで、自分を否定する感情からは離れていくことができます。むしろどんどん肯定していくことができるので、その感情がやがては向上心へと繋がっていきます。

さらに自分自身の長所を見つけられるようになれば、他人の長所を見つけられるまで心が成長していくんですよ。人間関係が上手くいかずに悩んでいるみなさんは、自分の長所はもちろん、他人の長所も1日に1つは見つけてみるといいですね。

寝不足でも二日酔いでも1日のスタートは朝日を浴びることから

寝不足でも二日酔いでも朝日を浴びる!

夕べはイライラしてよく眠れなかった、ついついお酒を飲み過ぎてしまった・・・そんな時は朝起きるのも辛いですよね。こんな寝不足や二日酔いの時にはゆっくり眠ることが一番効果的なように思えますが、そこを敢えて早起きしてみましょう。寝不足でも二日酔いでも、まずは太陽が空に昇る時間に起きてみてください。実はこの行動で体にスイッチが入るのです。

私達の体内時計は朝日を浴びることによってリセットされます。つまり、朝日を浴びるとその時点で1日がスタートするように体内時計がセットされるというわけです。どんなに眠くても、どんなに二日酔いがひどくても、とにかく朝は一度起きてみましょう。そして朝日をいっぱい浴びてください。

太陽の光を浴びることで自律神経の働きも穏やかになっていきますから、寝不足やお酒の飲み過ぎの原因でもあるイライラした感情も改善していくことができます。朝日には、体内時計をリセットするだけではなくイライラや気持ちが不安定になる原因まで取り除くちからがあるんですよ。ぜひみなさんも起きることが辛い時こそ早起きをして朝日をたっぷり浴びてみてくださいね。

朝起きたらコップ1杯の水を

また、朝日を同じように体内時計をリセットする効果がある行動としては「朝起きたらコップ1杯の水を飲む」ということもオススメです。起きてすぐに水を飲むことを習慣づけると、それだけで1日を気持ちよくスタートすることができるようになります。水ではなく白湯でも構いません。水だと冷たすぎて体がビックリしてしまうこともありますから、ぬるめの白湯を飲んでから1日を始めてみてもいいでしょう。

私達の体内にある水分は、寝ている間にもたくさん失われています。特に夏場の暑い時期は汗をかく量も多いですよね。「朝起きたら喉が渇いていた」ということも多いかと思いますが、やはり喉が渇いていなくても普段から朝起きたらコップ1杯の水を飲むということを心がけておくことが大切です。

起きたら朝日を浴びて水を飲む。こうした行動を習慣化することで、健康的な生活スタイルを作っていくことができます。ここでいう健康というのは体はもちろん、心の健康も含まれています。体内時計を整えることで、体だけではなく心まで健康的に1日のスタートを切ることができるようになるのです。

まずは1週間同じ行動を続けてみて

最近イライラして寝付きが悪い、イライラするとついお酒に頼ってしまう、そして朝起きた時に後悔する・・・という生活を繰り返してしまっているようなみなさんは、まずここでお話しした「朝日を浴びること」と「朝起きたら水または白湯を飲む」ことを実践してみてください。どちらも明日から始められることなので、ぜひ試してみてくださいね。

もちろん明日だけではなく、長く続けていくことも必要です。まずは1週間でいいので毎日同じ行動を続けてみましょう。すると心の状態も徐々に変わってきますよ。

また、イライラすることが原因で寝不足や二日酔いになることが多いという例を挙げましたが、イライラしやすいというみなさんだけではなく、普段から不安になりやすい、落ち込みやすい、というみなさんも朝の行動から変えてみることをオススメします。「気持ちを変えるには行動から」です。行動することで段々と気持ちも変化していきますからね。まずは行動することから新しい1日を始めてみましょう!

仕事でミスばかりしても落ち込まないで、失敗は成功への道筋に

仕事でミスをしてしまったら

昨日も今日も仕事でミスをしてしまった、大事な仕事でミスをしてしまった・・・こうした経験は誰しもあるものですが、ついついミスをした自分を必要以上に責めてしまうことはありませんか?確かにミスをした自分自身を責めることで、状況がいい方向に行くこともあります。

しかし、それはただ責めることだけではなく、自分自身のいい所までしっかり見られている人に限るものです。ただ責め続けるだけではどんどん自信は失われていってしまいますし、落ち込んだ気分のまま仕事をしてまたミスをする、といったような悪循環に陥ることもあるものです。

では、仕事でミスをしてしまった自分に対してどのように接すれば落ち込まずにいられるのでしょうか?まず「責めること」と同様に「落ち込むこと」も決して悪いことではありません。落ち込むことによって自分がしたことの重大さにも気付くことができますからね。

けれども、いつまでも落ち込んだままの状態では何もできなくなってしまいますから、落ち込む時間は必要最低限に抑えておくことも忘れてはなりませんよ。ただ落ち込むだけではなく、落ち込んでも今日ミスをしてしまったことを踏まえて次の仕事に活かしていく努力が必要になります。

ミスは成功への第一歩

仕事に限らず、失敗したことは必ず成功への道筋になっていくものです。「失敗をして落ち込む」ということはとても簡単なことですが、「失敗を成功に活かす」ということは誰にでもできることではありません。失敗を成功に活かすためには、まず第一に「落ち込まないこと」が大切です。落ち込むことは悪いことではないのですが、成功したければ失敗を失敗と捉えて落ち込むのではなく、成功への第一歩だと考えてみましょう。

ミスをして「失敗した」と思う人と、ミスをして「成功に近づいた」と思う人では、心の状態に大きな違いがあります。前者は失敗をしたことだけに集中してしまっていますが、後者はミスを成功への第一歩だと捉えているのです。どんなミスだったとしても成功への第一歩だと考えることができれば、失敗したと思うこともないので、落ち込む時間もないというわけです。

失敗は自分自身を成長させてくれるもの

自分がしたミスをすぐに成功に繋げることは難しいかもしれませんが、実際に失敗したことが後の成功に影響していた、という経験はありませんか?たとえば初めて自転車に乗れた時、みなさんはどのくらい練習したでしょうか?練習していた時には何度も何度も転んで、失敗をしていますよね。それでも最後には自転車に乗ることができた、これは失敗を繰り返したからこそ成功することができたいい例です。

この例を仕事にも当てはめてみましょう。失敗をしても、ここでみなさんの仕事が終わりになるわけではありません。ミスをどのように対処するか考えなければなりませんし、どうしてミスをしてしまったのか原因追求も必要です。そして今後同じようなミスをしないよう努力をすること。やるべきことはたくさんあるのです。

なので、ミスをしたことに落ち込む時間があるなら、今の状況からどのように成功に向かうことができるかを考えてみましょう。ミスをしてしまったとしても、対処がよければ事態は悪い方へは向かいません。原因が分かれば同じミスも繰り返しにくくなりますし、努力をしたことで自分のスキルアップにも繋がります。失敗は自分自身を成長させてくれるものとして捉え、気持ちを落ち込ませる原因にしないようにしましょう。

嫌なことばかりの1日を笑顔で終わらせるためにできること

嫌なことがあってもその先は自分次第

今日は嫌なことばかりの1日だった・・・と気分が落ち込んでしまうことはありませんか?全然いいことがない1日だった、頑張ったのに報われない1日だった、そんな日もありますよね。もちろん、嫌なことばかりの毎日が続くわけではありませんし、明日のことは明日にならなければ分かりません。ただ、そういう気持ちはあっても「きっと明日もいいことはないんだろうな〜」とネガティブになってしまう方も多いかと思います。

そんな時は「1日を笑顔で終わらせる」ということはとても難しいことに思えますよね。「嫌なことばかりだったのに、笑顔になんてなれない!」と思うこともあるものです。しかし、嫌な1日だからといって笑顔になってはいけない、ということではないんですよ。嫌なことがあったとしても、笑顔になるかどうかは自分次第だからです。ここでは嫌なことばかりの1日を笑顔で終わらせるためにできることとして、今日から実践できる方法を紹介したいと思います。

いつも笑顔で1日を終わらせる

嫌なことがあると気分が落ち込むだけではなく、表情も暗くなってしまいますよね。疲れも相まって夜になるとますます表情が陰ってしまっている、ということも多いでしょう。けれども、そんな時だからこそ笑顔になることが大切なんですよ。笑顔は楽しいことや嬉しいことがあるから溢れてくるものではありません。笑顔になるからこそ、楽しいことや嬉しいことが後からついてくるのです。

しあわせを感じて笑顔になる、ということは当たり前ですが、嫌なことがあっても笑顔でいられる、というのは並大抵の精神力ではありません。しかし、嫌なことがあっても笑顔でいることで、みなさんの元にはあとから楽しいこと、嬉しいこと、喜ばしいこと、しあわせなことがたくさんやってくるのです。

「嫌なことがあったから」ということを理由にしてずっと仏頂面でいると、かえってみなさんのしあわせは遠ざかっていってしまうのです。反対に嫌なことばかりの1日でも、1日の最後を笑顔で終わらせることができれば、翌朝はしあわせな気持ちで目覚めることができます。何か嫌なことがあった日だからこそ1日の終わりには必ず笑顔で過ごす、と意識することで、みなさんの気持ちにも変化が現れてきますよ。まずは「どんなことがあっても1日が終わる時には笑顔でいる」ということを心がけてみましょう。

感情にメリハリをつけてみて

あとは悲しいことや辛いことがあった時には、思いっきり泣いてからまた笑顔になる、という方法もあります。どうしても笑えない時にムリに笑顔になる必要はありません。泣きたい時には泣く、怒りたい時には怒る、愚痴を言いたい時には愚痴を言う、という素直な感情表現は、現代人にはあまり見られなくなってきています。

泣くことや怒ることを我慢しなければならない、愚痴を言いたいけれど言えない、という気持ちもまた心に負担をかけてしまい、不安定な気持ちを生み出してしまいます。そのせいでイライラしやすくなったり、落ち込みやすくなったり、という変化にも繋がってしまうのです。

なので、笑顔になる前には今抱えている感情をさらけ出してしまうことも必要ですよ。泣きたかったら泣く!怒りたかったら怒る!そして最後は笑う。というように感情にメリハリをつけてみましょう。もちろん、どんなところでも感情をさらけ出せばいいというわけではありませんが、部屋でひとりでいる時くらいは思いっきり感情を外に出してあげてください。嫌な気持ちが空っぽになれば、自然と笑顔が溢れてきますからね。

今日のことは今日のこと、苛立ちは明日に持ち越さないように

今日の苛立ちは明日に持ち越さないで

みなさんは1日のイライラを翌日まで引きずってしまったことはありませんか?「昨日のイライラが今日も続いている」「寝てスッキリしたはずなのにイライラは消えない」という状態は、決していい状態とは言えませんね。ちょっとした苛立ちであればすぐに消えてしまうものですが、やはり気持ちが不安定になっていると少しのイライラした気持ちも長引いてしまうことがあるのです。もちろん、このような気持ちを放っておいていいわけがありません。では、具体的にはどう対処するべきなのでしょうか?

まずはイライラしてしまっていても、「今日のことは今日のこと」と割り切る姿勢が必要です。イライラした気分のままで1日を終えないようにする、ということですね。苛立ちを感じているのは今日なのですから、明日にまでその苛立ちを引きずることはやめましょう。ずっとイライラしていると、そのせいでせっかくの明日まで台無しになってしまうかもしれません。

反対にイライラした気分から離れるだけで、1日をいい気持ちで終わらせることができます。その日どんなことがあっても、今日をいい気持ちで終わらせることができれば、明日の朝に目覚める時はまた新たな気持ちでスタートすることができます。なので、たとえどんなに今日がイライラした1日だったとしても、その苛立ちを明日に持ち越さないようにしてみましょう。今日のイライラは今日だけのもの、として割り切ってしまうのです。

イライラの原因から素早く離れる!

では、今日のイライラを明日に持ち越さないためには、どう対処していけばいいのでしょうか?やはり大切なのは「イライラした気分をいかに切り替えていくことができるか」です。気持ちの切り替えをすることができれば、イライラしたまま1日を終えることなく、気持ちよく1日を終わらせることができるようになります。たとえば仕事関連のことでイライラしたことがあったなら、家に帰ってきたらそのイライラした原因のことをスッキリサッパリ忘れてしまいましょう。

なかなか忘れることが難しい、と感じるみなさんも多いかと思いますが、イライラを忘れるためには自分の好きなこと、夢中になれること、リラックスできることなどに意識を向けることがオススメです。「仕事でイライラした」という意識から離れて、みなさんが今楽しい気持ちになれることに熱中してみましょう。

どうしようもなく「イライラする!」と感じている時は、素早く原因から離れてしまった方がいいのです。一度離れてみることで、どうして自分はこんなにイライラしていたのか、イライラした原因を対処するためにはどうすればいいのか、という問題解決策も見えてくるものです。ただただ苛立っている時には見えてこないものもありますが、イライラした感情から離れることで冷静になれるので、また新たな気持ちで問題に向き合えるというわけです。

イライラを取り払って質のいい睡眠を

もし、今みなさんが何かが原因でイライラした気持ちになってしまっているなら、ぜひそのイライラから離れてみてください。状況を変えるためには、まずみなさんの気持ちを変える必要があります。翌日までイライラした気持ちを引きずることがないように、1日の終わりにはイライラの原因から一切離れてしまいましょう。そうすることで睡眠もゆっくり取れますからね。

イライラした気持ちで眠りにつくことと、穏やかな気持ちで眠りにつくことでは睡眠の質も大きく変わります。寝る前にはイライラを全て取り払ってしまうことを意識してみてくださいね。

音楽に読書、マッサージ、自分だけのリラックスタイムを作って

自分だけのリラックスタイムを作ってみて

みなさんは普段ひとりになれる時間はありますか?仕事や学校が終わって家に帰ってきてから自分の部屋にいる時間、お風呂に入っている時間、休日などなど、ひとりになれる時間が持てることは非常にいいことです。もちろんみなさんの友人や恋人、家族など誰かと一緒に過ごす時間も大切なものですが、ひとりになれる時間をしっかり持つことで気分も穏やかになっていくのです。

中にはひとりでいるのがさみしい・・・と感じる方もいるかもしれませんが、ひとりの時間を充実させることができれば、かえって気持ちを落ち着けるために効果的な時間になるんですよ。特に自分ひとりでのリラックスタイムを作ることは一番にオススメしたいことですね。

みなさんは何をしている時が一番リラックスできるでしょうか?読書をしている時、音楽を聴いている時、お風呂でマッサージをしている時、といったようにリラックス法は人それぞれですが、ひとりのリラックスタイムであることは同じですよね。誰かと一緒にいてもリラックスはできますが、やはりひとりで過ごすリラックスタイムも人間には必要なものなのです。ここからはひとりのリラックスタイムを作ることの大切さについてもっとよく見ていきましょう。

「ひとりでいる自分」を意識しすぎない

最近は友達がいないとさみしいとか、ひとりでいるとさみしい人に思われるとか、周囲の目を気にしていつも誰かと一緒にいる人が多くなってきています。特に若い世代の人に見られる傾向で、ひとりで何かをすることを極端に嫌がることがあるようですね。たとえば、ひとりで食事に行く、ひとりでカフェでお茶をする、ひとりで映画を見に行く、といったような行動も誰かといっしょでなければならない、という人も多いのです。

本来ひとりで過ごす時間は自分の楽しいことを目一杯楽しむことができる時間なのですが、「ひとりでいる自分」を意識しすぎてしまい、結果的にひとりでいる時間が嫌になってしまう人も珍しくないようです。これではせっかくのリラックスタイムも作ることができず、かえってストレスの溜まる生活になってしまいますよね。ひとりでいる自分にイライラしたり、誰かと一緒にいないと気分が落ち込んだり、気持ちにもよくない影響が現れてくることも考えられます。

しかし、ひとりの時間が充実していれば「さみしい」という気持ちやイライラ感、気分の落ち込みなどもないものです。もし「ひとりで何かをするのはさみしい」と感じているみなさんは、まずその「ひとりでいる自分」を過剰に意識しないことを心がけてみましょう。意識を自分ではなく目的に対して向けてみるのです。ひとりで何かをすることを楽しめれば人生はより充実していきますし、ひとりでいる自分のことももっと好きになれるはずですよ。

ひとりで過ごす時間の大切さ

私達は決して一人きりで生きているわけではありませんが、いつも誰かといなければならないというわけでもありません。時にはひとりの時間をゆっくりと過ごすことも大切なことですよ。これまでひとりの時間をあまり過ごしてこなかったというみなさんは、この機会にひとりきりのリラックスタイムを作ってみることをオススメします。

もちろん今までもひとりの時間を過ごすことが多かったというみなさんは、そのまま自分自身が心からリラックスできる時間を大切にしてみてください。誰かと過ごす時間と同様に、ひとりで過ごす時間の大切さも失わないようにしましょうね。

何をしても気分が優れない時はお医者さんに相談してみる方法も

気分の変調がある時は時間を味方にして

最近よくイライラする、気分が落ち込む、でもちょっと時間が経てば元気になる!というみなさんは、特に健康状態に問題はないでしょう。気分にムラができてしまうのは、生きている以上仕方のないことです。毎日生きていく中で少しのことがきっかけで気持ちは変わっていくものです。いい気分の日もあれば、嫌な気分もあることが人生ですからね。今は気分が優れない場合でも時が経てば気持ちはスッキリと変化していくかもしれません。まずは時間を味方にして今をしっかり生きてみましょう。

がんばる時はがんばる、休む時は休む、というメリハリをつけることでも気持ちは随分穏やかになるものです。気持ちを自分で切り替えていくという心がけも大事なので、「最近いいことがないな〜」とか「最近妙にイライラするな〜」と感じている時には、いい方向に気持ちを切り替えていくようにしましょう。

自分が楽しいと思えることをしたり、気持ちがリラックスしたりリフレッシュできたりすることを実践すれば、大抵の気分のムラは解消していけます。みなさんも気分に変化が現れた時には、気持ちのリラックスやリフレッシュを一番に心がけてみてくださいね。

何をしても気分が優れない時には

けれども、イライラ感や落ち込んだ気分が長期的に続くという場合、何もしても気分が優れないという場合には、一度お医者さんに相談してみた方がいいかもしれません。特に今まではリラックスすればすぐに気持ちが切り替えられたのに・・・というみなさんの場合は、明らかに状況変化が現れています。これまで普通に楽しめていたことが楽しめなくなった、何をしても楽しくない、笑えない、いつも気力がない、といったような状態が長期的に続いているような場合は「うつ病」と診断されるケースも多く見られます。

もちろん、こうした状態にある人が全てうつ病というわけではありません。あくまでも可能性の範疇なのですが、何をしても気分が優れないような場合はもしものことを考えて早めにお医者さんに相談しておいた方がいいでしょう。最初は内科などで相談してもいいですが、できれば心療内科や精神科といった心の問題を専門にしているお医者さんに相談することをオススメします。

もしお医者さんに行く時には、病院に行くとは考えずに「自分の悩みを相談する」という気持ちで行くことが大切ですね。悩みを外にさらけ出すことだけでも心は楽になるかもしれませんし、これからどうすればいいか解決法も見つけることができます。

いっしょに暮らす家族に相談することも大切

また、お医者さんに行くのであれば、家族にも相談しておくことも忘れないようにしましょう。特に家族と同居しているみなさんの場合、ひとりだけの問題とは言い切れなくなってしまいます。心の変調はひとりだけの問題として現れているわけではなく、周囲との関わりも含めて現れるものだからです。家族とも相談し、今どのような悩みを抱えているのか、お医者さんに話を聞いてもらってください。その上でこれからのことを考えていきましょう。

心療内科や精神科というとちょっと抵抗があるみなさんも多いかもしれませんが、体に変化が現れるように心にも様々な変化が現われるのです。心の問題を専門に扱うお医者さんはその変化を少しでもいい方向に促していくために手助けをしてくれるところなので、まずは信頼できるお医者さんを見つけて受診してみてくださいね。

イライラ感・憂うつ感を遠ざける!毎日できるお風呂リラックス法

リラックスをするなら毎日湯船に浸かって

みなさんは毎日お風呂に入りますよね。でも、中には「シャワーだけで済ませてしまう」という方も多いのではないでしょうか?確かにシャワーは便利ですし、一人暮らしのみなさんなどはいちいちバスタブにお湯を溜めるのが面倒、と感じることもあるかもしれません。しかし、イライラ感や憂うつ感を遠ざけるためには毎日しっかりと湯船に浸かることが大切なんです。ここではお風呂でのリラックス法について紹介していきますので、ぜひ毎日の入浴時に実践してみてくださいね。

まずは基本的なお風呂の入り方ですが、やはり「シャワーだけではなく湯船に浸かる」ということが一番大事なポイントです。いつもシャワーばかりのことが多いというみなさんは、この機会に今日から毎日湯船に浸かるという習慣をつけてみてください。少しの時間でいいので湯船に浸かることを習慣にしてみましょう。

体の汗や皮脂汚れを落とす程度ならシャワーだけでもいいのですが、イライラ感や憂うつ感を遠ざけるためにリラックスをするとなると、シャワーだけではちょっと物足りませんね。リラックス効果を得るには、しっかりと湯船に浸かって体を温めることが必要です。体を芯から温めてくれるのはシャワーではなくバスタブに張ったお湯です。温かいお風呂にゆっくりと浸かることで体を心からリラックスさせて、イライラ感や憂うつ感を遠ざけていきましょう。

リラックス効果の高いバスグッズもオススメ

また、女性のみなさんは香り物が好きな方も多いかと思いますので、リラックス効果の高いバスグッズで癒されてみることもオススメですよ。心が安らぐ香りの入浴剤を使ってみたり、かわいい香りのシャンプーやボディーソープを使ってみたり、香りからリラックスをしてみてもいいでしょう。最近はいろんなバスグッズがありますからね。自分に合った香りなどを見つけるためにも、様々なバスグッズを試してみてくださいね。

香りによるリラックス法はお風呂を出た後も続いていくとより効果的なので、香りの持続力がいいものを選ぶともっとリラックス効果を高めることができます。もしくはお風呂から出た後にいい香りのボディクリームやボディローションを塗ったり、ボディスプレーなどを付けたりすることもオススメです。自分が好きな香りに癒されながら1日を終えれば、その日のイライラや憂うつもどこかで吹き飛んでしまいます。気持ちの切り替えをするためにも、香りをよく取り入れてみるといいでしょう。

お風呂でマッサージをしてリラックス

あとはお風呂の中でのマッサージによるリラックス効果ですね。1日仕事をして帰ってくると、いつも脚や顔がむくんでいる・・・という皆さんはいませんか?そんなむくみを撃退するには、お風呂で体や顔をゆっくりとマッサージすることが効果的です。

むくみはリンパの流れが滞ることで起きるものなので、リンパの流れに沿ってマッサージをしてあげれば、翌日にむくみが現われることもなくなります。1日の疲れはその日のうちに取ることが鉄則ですから、翌朝スッキリとした気持ちで起きられるようにむくんだ脚や顔はお風呂の中でしっかりマッサージしておきましょう。

マッサージ自体にもリラックス効果はありますが、先に紹介した香りの効果を合わせるとよりリラックス効果は高まります。お気に入りの香りのマッサージオイルなどを使いながら、むくみ解消マッサージでリラックスしてみてはいかがでしょうか?

イマイチな気分を変えたい時のスポーツは自分のペースを守って

体や状況に合ったスポーツを

最近、イライラしたり落ち込んだり気分がイマイチよくない・・・という時には、スポーツで体を動かしてスッキリしてみることがオススメです。でもスポーツをするとついついがんばり過ぎてしまって、結果的に前よりも疲れてしまった、ということはありませんか?これはスポーツをする方法が間違っていることが考えられます。

リフレッシュをすることが目的のスポーツなのに、がんばり過ぎてしまうとかえって体調にも影響を及ぼしてしまうので危険です。特にいつも体を動かしていない人が急に激しいスポーツをすると、体には大きな悪影響が現れやすくなるのです。きちんと体や状況に合ったスポーツをすれば健康状態も良好になりますし、いいリフレッシュにもなるのですが、間違ったスポーツをするとその反対の影響が現われるので注意しておきましょうね。

自分のペースを守りながら体を動かして

では、イマイチな気分をリフレッシュさせるために効果的なスポーツとは、どのようなスポーツなのでしょうか?わかりやすくずばり申し上げますと、とにかく「自分のペースを守りながら体を動かせるスポーツ」ですね。みなさんがイメージするスポーツの中には、激しい動きやシビアな戦いなどかなり攻撃的なスポーツも思い浮かぶかもしれませんが、リフレッシュをするためのスポーツはまずマイペースでできることがポイントになります。

たとえば簡単なウォーキング、ちょっとスピードを上げてランニング、軽いストレッチや筋トレ、なわとびなどの有酸素運動など、自分のペースを守りながら続けられるスポーツをすることがオススメです。ペースが乱れてしまうと、ストレス発散のつもりが逆にストレスを感じるようになってしまい「やっぱりスポーツなんてやらなきゃよかった!」ということにもなりかねません。これではリフレッシュになるどころかストレスを増やしてしまっているだけですので、まったくの逆効果です。

そのようなことにならないように、気分をリフレッシュさせるためのスポーツは第一に自分のペースで続けられるものを選んでみてください。スポーツらしいスポーツではなく、ちょっとした散歩程度でも構いません。自己流のストレッチや筋トレをしてみてもいいでしょう。

もちろん友人や職場の同僚といっしょにスポーツがしたい!という場合は、数人で集まって楽しめるバレーボールやフットサルといったスポーツをすることもオススメです。気の合う仲間といっしょなら一人でやるよりもスポーツを楽しめますからね。みなさんがマイペースに楽しめるスポーツで、ぜひ日頃の嫌な気分をリフレッシュしてみてください。

疲れ過ぎない程度に適度な運動を

また、スポーツをしたら必ず体を休める、ということも覚えておきましょう。普段体を動かさないような人が急にスポーツをすると、思った以上に体が疲れてしまうことがあります。そうなると翌日の仕事などにも影響が現れてきますので、疲れたらすぐに休む、ということもよく考えながら楽しんでくださいね。あとは疲れ過ぎない程度にスポーツをする、という心がけでしょう。

適度な運動は自律神経の働きを穏やかにしてくれるので、イライラしたり落ち込んだりといった気分の不調も改善しやすくなりますが、体を動かし過ぎてしまうとかえって自律神経は乱れてしまうのです。体を動かしていて「気分がいい!」と感じる程度が適度な運動の範疇です。これからスポーツでリフレッシュをするみなさんは、自分にとって最適な運動量をよく把握しておくようにしましょう。

週末や休日には感動・感情から溢れる涙を思いっきり流して

涙を流してストレス発散!

突然ですが、みなさんのストレス発散法な何ですか?とにかくいっぱい寝ること、おいしいものを食べること、好きな人と会うこと、カラオケに行って歌うこと、スポーツをすること、ボーッとすること、映画を見ること、お笑い番組を見笑うことなどなど、ストレス発散法は人それぞれ違うものですよね。

また、中には「いっぱい泣いてストレスを発散させる!」というみなさんもいるのではないでしょうか?実はこれ、すごくいいストレス発散法なんですよ。「どうして泣くとストレスが発散できるの?」と不思議に思うみなさんもいるかと思いますが、私達の涙にはストレス物質が含まれているのです。

涙に物質が含まれているということは、その涙を流してしまえばストレスも一緒に洗い流されていく、というわけです。泣いたら何だか気持ちがスッキリした、泣いたらイライラが治まった、という現象はこうした涙の効果が影響していたんですね。

なので、もし泣きたくなった時は我慢せずに思いっきり泣いてしまいましょう!泣けばストレスも軽減していきますし、気持ちもいい方向に切り替えることができます。泣きたいのに我慢をしていると、ますますストレスは大きくなってしまいますからね。我慢をせずに思いっきり泣いて、気持ちを上手く切り替えられるようにしてみてください。

泣くタイミングを作ってみて

でも、いい大人がストレスが溜まるたびにすぐ泣くわけにはいきませんよね。仕事で辛いことがあってその場で泣いてしまった、という方もいるかもしれませんが、仕事中や人前で泣くというのはあまりいいことではありません。泣くという行為はいいのですが、問題はなく場所や環境です。小さな子供ではないので、ただ泣けばいいというわけではなく、しっかりと場をわきまえて泣くようにしましょう。

たとえば「自分の部屋で一人きりになった時に思いっきり泣く」など、泣いてもいい環境を自分で作っておくことも大切です。この場所でなら思いっきり泣いてもいいんだ!という気持ちになれば、自然と涙も溢れてくるものです。あとは「休日や週末に思いっきり泣く!」と決めておくなど、涙を流すタイミングを作ることもオススメですよ。

毎日のように泣くこともオススメですが、やはり泣くにも体力は必要です。こうして涙を流すタイミングを決めておけば定期的に発散もできるので、ストレスも溜まりにくくなります。ぜひみなさんも泣くタイミングを自分なりに作ってみてはいかがでしょうか?

流すなら感動や感情から溢れる涙を

それから流す涙の種類ですが、できれば感動の涙や感情を抑えきれずに溢れてくる涙の方がストレス発散には効果ありとされています。たとえば「映画やドラマを見て感動して泣いた」「悲しくて泣いた」「悔しくて泣いた」「嬉しくて泣いた」「しあわせを感じて泣いた」というような涙ですね。

感情のままに涙を流すことで、自分の気持ちにも素直になれますし、それによってストレスも軽減されていくということで、涙を流すことは非常に健康にいいことでもあるんです。いつも我慢をして泣けないでいたというみなさんも、この機会にぜひ「ちゃんと泣くこと」を実践してみてください。

また、泣いた後はたくさんの水分が外に出ていってしまいますので、水分補給も忘れないようにしましょうね。いっぱい泣いて水分を摂ってほっとする、という流れで上手くストレスを発散させてみましょう。