イライラが治まらない!どこにも向けられない怒りを鎮めたい時

イライラした気持ちを鎮めたい時

仕事でのイライラ、人間関係でのイライラ、自分に対してのイライラ・・・ついつい怒りの感情が爆発してしまいそうな時ってありますよね。怒らない済むならいいのですが、どうしても怒りが鎮まらない時、私達はどうしたらいいのでしょう?特にどこにも向けられない怒りを感じた時には、そのイライラを自分の中で溜め込んでしまったり、他の人や物にあたってしまったり、よくない影響ばかりが現れてきてしまいます。そして、そんな自分自身にまたイライラしてしまう・・・という堂々巡りになってしまうことも。

では、こうしたどこにも向けられないイライラを抱えている時、どうしたら怒りの感情を抑えることができるようになるのでしょうか?まず大切なのは「感情を上手くコントロールする」ということなのですが、「自分で感情をコントロールできればこんなにイライラしていない!」という人も多いでしょう。けれども、ちょっとしたコツを覚えるだけでいくらでも感情をコントロールできるようになるのです。ここからはイライラが治まらない時の感情のコントロール方法について見ていきましょう。

イライラの原因から少し離れてみるという方法

どうしようもなくイライラしてしまった時、まずはその気持ちを切り替えることが必要です。イライラした気持ちを引きずってしまうと、他の人にまでみなさんのイライラは伝わってしまいます。「イライラしている人を見ていたら何だか自分までイライラしてきた!」という経験はありませんか?ちょっとした苛立ちでも周囲の人にとってはさらに大きな不快感となって伝わってしまうことが多いので、少しイライラと感じてしまった時には、すぐに気持ちを切り替えることをオススメします。

たとえば、イライラを感じてしまった原因から離れてみる、という気持ちの切り替え方があります。イライラした原因から逃げる、という意味ではなくて、イライラした感情から離れることでもう一度冷静さを取り戻せるという効果があります。

仕事が原因でイライラしてしまった場合は、イライラの原因である仕事から少しだけ離れてみましょう。仕事のことを考えずに他のことに集中していると、かえってイライラしていた原因を冷静に見つめ直すことができるようになります。ずっとイライラし続けていたら見えてこなかったようなことも、一度冷静になることで見えてきますからね。まずは「イライラの原因から離れる」という方法で気持ちを切り替えてみましょう。

イライラした時には冷たい飲み物を

そしてもっと簡単な気持ちの切り替え方には、「イライラしてきたら冷たい飲み物を飲む」という方法もあります。何となく気分が悪いという時に冷たい飲み物を飲むと、気持ちまでスッキリすることはありませんか?実はこうした効果はイライラしてしまった時にも見られるものなんですよ。

イライラしている時は交感神経が活発になっている状態です。冷たい飲み物には交感神経の活性化を抑えて、副交感神経を優位にする効果があるので、イライラした時に冷たい飲み物を飲むことで気持ちを落ち着かせることができるようになるのです。冷たい飲み物はイライラした時に限らず、不安で胸が押しつぶされそうな時などにも効果的です。

ゆったりとした気分の時は温かい飲み物を飲んだ方が落ち着きやすいですが、イライラや不安などを感じた時にはまず冷たい飲み物で気持ちを鎮めましょう。できればミネラルウォーターなどがオススメですね。冷たい飲み物で気持ちを切り替えてから、また仕事でも何でも新しい行動に移すようにしましょう。