緊張にもイライラにも効果大!押したいツボは手のひらの中心に

緊張した時には「手心」のツボがオススメ

大切な時に緊張してしまうと、上手くいくことも上手くいかなくなってしまいます。でも「どうしても緊張してしまう・・・」というみなさんもいますよね。そんなみなさんに簡単なツボをご紹介したいと思います。押すのは緊張をほぐすためのツボで、手のひらの中心にある「手心」と呼ばれるツボになります。手の心と書いて「しゅうしん」と読みます。

このツボは左右両方の手のひらにありますので、片方ずつゆっくりと押してみてください。手のひらの中心に親指をあてて、「の」という字を書くようにツボを刺激していきます。約2分くらい経ったら、もう片方の手のひらも同じようにツボを刺激してください。非常に簡単な方法ですが、この行為をするだけでも緊張は緩和されていきますので、ぜひ緊張しやすいというみなさんは実践してみてくださいね。

仕事でプレゼンがある、初めて恋人の両親に会う、大事な試験がある、学校でレポートの発表がある、部活で大きな試合があるなどなど、緊張しやすい場面は様々あるものです。そんな時に手心を押すと、不思議を心が楽になっていくのです。緊張してしまいそうなことがある時には、前もって手心のツボを押してから臨むようにしましょう。

イライラした時にもツボ押しが効果的

ちなみに手心はイライラした時に効果のあるツボでもあります。緊張した時だけではなく、何かに怒りを感じてイライラしてしまった時にも、手心を押すと気持ちが穏やかになっていくのです。ツボの刺激法は同じで、ゆっくりと「の」を描くように手のひらの中心を押していきましょう。

何となく「イライラしてるな〜」と感じた時に押しておけば、これ以上イライラが大きくならずに済みますし、イライラしたせいで物事が上手く進まないということもなくなります。やはり気持ちが穏やかでないと、やることなすこと裏目に出てしまうこともありますからね。イライラすると余計に焦ってしまうこともあるので、焦ってしまいそうな時にも手心のツボを押してみるといいでしょう。

手心は押しやすいツボですし、周囲からも「ツボを押してる!」という感じには見られにくいので、ちょっとした空き時間でも手軽に押せることがオススメポイントですね。普段からツボ押しをしているみなさんも、ツボ押しはあまりしないというみなさんも、まずは試してみてください。

イライラの原因が肝機能の低下であることも

その他、気持ちを落ち着かせる効果のあるツボとしては「神門(しんもん)」と呼ばれる、手首にあるツボもオススメです。神門は手首のちょうど関節にあたる部分にあります。手首の小指側にある関節にくぼみが見つかるでしょうか?そのくぼみ部分が神門です。神門の刺激法も簡単なのでぜひ実践してみてください。

まず親指を神門のツボ部分にあてましょう。次に他4本の指で手首全体を支えるように持ちます。手首が固定できたら、手首全体を上下に動かしてみてください。手のひら側、手の甲側、また手のひら側、といったように繰り返し動かしてみましょう。すると自然と神門に刺激が加わるのがわかるでしょうか?神門のツボはただ親指で押すよりも、こうして手首を動かした方が刺激しやすくなっているので、みなさんもマッサージ感覚でツボ押しをしてみてくださいね。

ちなみに神門はイライラした時はもちろん、肝機能の低下が気になる時にも効果を発揮するツボとなっています。肝機能が低下することが原因でイライラしている場合もあるので、そのようなことにも注意しながらツボ押ししてみましょう。