吐いてから吸うことがコツ!どんな場合にも効くゆっくり深呼吸

気持ちを穏やかにする「深呼吸」

緊張したら深呼吸!という方法がありますが、深呼吸は緊張した時に限らず、イライラしてしまった時や気持ちが落ち込んでしまった時にも効果があることをご存知でしたか?言わばどんな場合にも効くのが深呼吸なのです。けれども、深呼吸をするにもただ息を吸って吐けばいいというわけではありません。ここでは、気持ちを落ち着かせるために効果的な深呼吸の方法について見ていきましょう。

イライラしている時も落ち込んでいる時も、気持ちを穏やかにしていきたいという気持ちは同じですよね。そこでオススメしたいのが基本的な呼吸法です。まずは「呼吸」という言葉をよく見てみましょう。

「呼」という文字は息を吐くという意味、そして「吸」という文字はそのまま息を吸うという意味を示しています。こうして見てみると呼吸は「吸ってから吐く」のではなくて、「吐いてから吸う」というやり方が正しいということが分かりますね。基本的な呼吸法は文字通り「吐いてから吸う」ことで、気持ちにも良い影響を与えてくれます。これから深呼吸をする時には、息を吐いてから吸うというコツを意識してみるようにしましょう。

深呼吸は吐いてから吸うことがコツ!

実際に深呼吸をやってみると少し難しい・・・と感じてしまう人も多いかもしれませんが、まずは今自分の中にある息を全て吐ききってしまえば、自然と息が吸えるようになりますよ。吐く息というのは基本的には体の中にはいらないものです。いらないものを全て出してしまわないと、必要なものも入ってきません。

深呼吸は新しい空気を体の中に取り入れるために行うものですから、一度息を吐き切ってしまうことがまず大切なんですね。嫌なことやストレス、イライラの原因などを外へ出すように息を吐いてみましょう。「もう息を吐けないよ〜」となるくらい息を吐き切ってしまい、それから思いっきり息を吸ってみましょう。するととても深い呼吸ができるようになりませんか?

深呼吸は「深い呼吸」という意味ですから、浅く吐いただけでは深呼吸をしているとは言えません。でも先に深く息を吐いておけば、その分だけ新しい空気を深く吸うことができるようになるので、簡単に深呼吸ができるようになるのです。

また「吐く時は口で、吸う時は鼻」で、と意識することも忘れないでくださいね。息を吐く時には、くちびるをとがらせるような感じを意識すると簡単にたくさんの息を吐くことができます。息をたくさん吐けば自動的に鼻で息を吸い込めるようになりますから、その時はお腹が膨らむようなイメージで息を吸うように意識してみましょう。

やる気を出したい時にもオススメ

この基本的な深呼吸をマスターできれば、いつどこでイライラしてしまっても気持ちの落ち着きを取り戻すことができるようになりますし、落ち込んだ時もネガティブになりすぎることなく前向きな気持ちになることもできます。深呼吸には私達の自律神経を整える効果があるので、気持ちの変化にも良い効果が現れてくるんですね。みなさんも気分にムラがある時には、ぜひ一度深く呼吸をして気持ちを整えてみてください。

イライラした時や落ち込んだ時に限らず、何としても仕事を頑張らなくてはならない時、やる気を出したい時などにも深呼吸はオススメです。何となくやる気が出なくで仕事が手につかない・・・ということもありますよね。そんな時にも深呼吸は効果があるんですよ。自分の体さえあればどこにいてもできることですから、気持ちをいい方向に切り替えたい時には深呼吸を実践してみてくださいね。