仕事でミスばかりしても落ち込まないで、失敗は成功への道筋に

仕事でミスをしてしまったら

昨日も今日も仕事でミスをしてしまった、大事な仕事でミスをしてしまった・・・こうした経験は誰しもあるものですが、ついついミスをした自分を必要以上に責めてしまうことはありませんか?確かにミスをした自分自身を責めることで、状況がいい方向に行くこともあります。

しかし、それはただ責めることだけではなく、自分自身のいい所までしっかり見られている人に限るものです。ただ責め続けるだけではどんどん自信は失われていってしまいますし、落ち込んだ気分のまま仕事をしてまたミスをする、といったような悪循環に陥ることもあるものです。

では、仕事でミスをしてしまった自分に対してどのように接すれば落ち込まずにいられるのでしょうか?まず「責めること」と同様に「落ち込むこと」も決して悪いことではありません。落ち込むことによって自分がしたことの重大さにも気付くことができますからね。

けれども、いつまでも落ち込んだままの状態では何もできなくなってしまいますから、落ち込む時間は必要最低限に抑えておくことも忘れてはなりませんよ。ただ落ち込むだけではなく、落ち込んでも今日ミスをしてしまったことを踏まえて次の仕事に活かしていく努力が必要になります。

ミスは成功への第一歩

仕事に限らず、失敗したことは必ず成功への道筋になっていくものです。「失敗をして落ち込む」ということはとても簡単なことですが、「失敗を成功に活かす」ということは誰にでもできることではありません。失敗を成功に活かすためには、まず第一に「落ち込まないこと」が大切です。落ち込むことは悪いことではないのですが、成功したければ失敗を失敗と捉えて落ち込むのではなく、成功への第一歩だと考えてみましょう。

ミスをして「失敗した」と思う人と、ミスをして「成功に近づいた」と思う人では、心の状態に大きな違いがあります。前者は失敗をしたことだけに集中してしまっていますが、後者はミスを成功への第一歩だと捉えているのです。どんなミスだったとしても成功への第一歩だと考えることができれば、失敗したと思うこともないので、落ち込む時間もないというわけです。

失敗は自分自身を成長させてくれるもの

自分がしたミスをすぐに成功に繋げることは難しいかもしれませんが、実際に失敗したことが後の成功に影響していた、という経験はありませんか?たとえば初めて自転車に乗れた時、みなさんはどのくらい練習したでしょうか?練習していた時には何度も何度も転んで、失敗をしていますよね。それでも最後には自転車に乗ることができた、これは失敗を繰り返したからこそ成功することができたいい例です。

この例を仕事にも当てはめてみましょう。失敗をしても、ここでみなさんの仕事が終わりになるわけではありません。ミスをどのように対処するか考えなければなりませんし、どうしてミスをしてしまったのか原因追求も必要です。そして今後同じようなミスをしないよう努力をすること。やるべきことはたくさんあるのです。

なので、ミスをしたことに落ち込む時間があるなら、今の状況からどのように成功に向かうことができるかを考えてみましょう。ミスをしてしまったとしても、対処がよければ事態は悪い方へは向かいません。原因が分かれば同じミスも繰り返しにくくなりますし、努力をしたことで自分のスキルアップにも繋がります。失敗は自分自身を成長させてくれるものとして捉え、気持ちを落ち込ませる原因にしないようにしましょう。