ダメな時にもご褒美を!1日1回は自分を自分で褒めてあげること

1日1回は自分を褒めてあげて

どうして自分はダメなんだろう・・・と落ち込んでしまう時は誰にでもありますよね。仕事でミスをしてしまった、人間関係でちょっとしたトラブルがあった、大事な場面で失敗してしまった、などなど落ち込む理由は様々ですが、どんなにダメな時でも自分自身を褒めてあげることを忘れてはいけませんよ。むしろダメな時こそ自分自身にご褒美をあげることを心がけましょう。

もちろんダメな自分を責めることも悪いことではありません。責めることによって自分自身を厳しく見ることができる、というのは誰にでもできることではありませんからね。ただ、責め過ぎてしまうと自分自身を否定するだけになってしまいます。それではみなさんのいいところまで見失ってしまいますよね。だからこそ「ダメな時には自分を褒めてあげる」ということが大切なのです。

どんなことでもいいので、1日1回は自分のことを褒めてみましょう。○○をがんばった、○○が上手くできたなど、今日の自分がしたことを褒めてみてください。そうするとダメな自分のことだけではなく、自分のいいところに改めて気付くことができるようになります。実はこうした自分自身の心にご褒美をあげることで、ダメな時のループから抜け出すことができるのです。

自分自身を否定することから肯定することへ

自分はダメだ、何をやってもダメだ・・・と追いつめてしまうと、やる気や向上心も生まれにくくなります。自分で自分を否定し続けることは心に大きな影響を及ぼします。仕事や勉強に対するやる気もなくなっていきますし、「もっとこうしたら良くなるんじゃないか?」という向上心まで失われてしまいます。これでは現状は何も変わりませんよね。

そんな時に自分のことを何でもいいので褒めてあげるのです。すると自分を否定することから、肯定することへと状況は変わっていきます。自分自身を肯定できるようになると、ダメな自分のことも認められるようになってきます。もちろん認めるだけではなく、どうしてミスをしてしまったのか、どうして失敗を繰り返してしまうのか、原因についても冷静に考える必要があります。

しかし、自分を責め続けていたり否定し続けていたりすると、こうした冷静になるという気持ちすら失われてしまいます。なので、まずはダメだと思ったら「自分のいいところを褒める」「自分自身を肯定する」ということから始めてみてください。

他人の長所も見つけられる人に

また「がんばったのに誰も褒めてくれない」とか「自分のがんばりは誰にも認めてもらえていないんだ」と感じることもありますよね。そんな状態が続くと、同じように落ち込んだ気持ちになってしまうことが増えていきます。けれども、みなさんががんばっている姿を誰よりも見てくれている人はいますよね。いつも側で自分ががんばっている姿を見ていてくれる、それが自分自身です。

自分で「今日はがんばった!」と思うのなら、自分のことをたくさん褒めてあげましょう。どんな小さなことでもがんばった自分を褒めてあげることで、自分を否定する感情からは離れていくことができます。むしろどんどん肯定していくことができるので、その感情がやがては向上心へと繋がっていきます。

さらに自分自身の長所を見つけられるようになれば、他人の長所を見つけられるまで心が成長していくんですよ。人間関係が上手くいかずに悩んでいるみなさんは、自分の長所はもちろん、他人の長所も1日に1つは見つけてみるといいですね。